積丹町の浜婦美の海岸を目指して│廃道 廃墟探索 北海道│2023.07.15

浜婦美(はまふみ)は北海道積丹郡積丹町にある廃集落。数少ない漁村の廃村の一つである。
江戸末期に漁場として開発され、1896(明治29)年7月に美国尋常高等小学校浜婦美分教場が開校、1902(明治35)年に婦美尋常小学校となった。
ニシン漁最盛期の大正時代には、60戸があり、児童数も50名程度であったという。
昭和30年代より過疎化が進み、1962(昭和37)年3月の浜婦美分校卒業式では卒業生1名在校生8名となり、1965(昭和40)年3月に閉校した際には児童数5名となっていた。
屋根に穴の空いた番屋らしい木造2階建て建物が残っているが、現在も一部使用されているらしい。
Source: 廃墟探索地図(https://haikyo.info/s/8030.html)

LOG.2023.07.15
最初の20分くらいはヤブがキツく大変でしたが、それを抜けてしまえば道も残っているようで楽でした。ルートもほぼ地理院地図に残っている通りかと思います。
しかし、沢から浜へと降りていくルートが崩壊しているようで一応、残置ロープは残っていましたが使う判断に迷った程に危険な感じでした。
雨上がりだったこともあるかもしれません。
唯一残っている番屋というのが籔で埋もれているのか、崩れ落ちたのかわかりませんでしたが上からも見当たりませんでした。
その先にあるもう一つ、今回訪問した番屋は半壊こそしているものの、しっかり建っており、近年まで使われているような雰囲気があります。
私が訪問したときにもボートで家族連れが海水浴に来ていたりしていたのでカヤック、ボート、ダイビングなど海からのアクセスでは人気があるスポットのようで、そういった方々の場所になっていたのかもしれません。
浜辺には最近できた焚き火跡も複数箇所ありました。
今回は、連日の雨がようやく上がったタイミングだったので、道中や野宿をしているときにも崖崩れが発生しており、危険度は高い時期での訪問になってしまい反省しました。

釣りのシーンは、ガヤしか釣れず坊主だったので動画内ではカットしていますが、
情報としては、左右どちらかの両端でやるのがやはり定石でしたが、どちらも行きたいところに行けないというジレンマがありました。
左端のマッカ岬付近では、足場が途切れており沖寄りの瀬には海水を浴びなければならない。
右端の湾を超えるにも泳がなくてはならず、其の先もそこまで水深が深くなっていなさそうな雰囲気です。
その他、広い範囲に亘る遠浅のゴロタ浜は水深が1m無いのが長く続いているようで釣れても小さいガヤでした。積丹に近いので青物を期待しましたが現実は甘くなかったです。

なお、この動画は危険な場所への訪問を推奨している目的は無く、個人的な記録を目的としています。私は最新の情報を精査し、細心の注意を払い、適切な装備でこの活動を行っております。この動画による個人への影響に対して私は一切の責任を負いません。

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